「新しい」「本棚」と書きましたが、祖父の家でそうとう長く使っていたカラーボックスを譲ってもらったのです。
もとは絵本や児童書など、私や兄弟が子供のころに読んだ本が入っていたのですが、最近、その中身を全部出してしまったので、私がいただく運びになりました。
私の部屋に本が増えすぎて、最近は机に本タワーが何本も建設途中という有様だったので・・・。
●新顔のオレンジ色の本棚は、小ぶりですが、ぜんぶで四段です。
下から一段目には、授業関係のファイルや教科書。
二段目・三段目には、マンガ類と、一段目から溢れた教科書を。
そして、栄えある一段目には、買ったはいいけどまだ読んでない本(手に取りやすいように)と、ハリー・ポッターをズラリと並べました!
今までは、別の本棚の低くて取りにくいところに収まっていたハリポタシリーズ(&関連本)ですが、これからはすごく手に取りやすくなります。
●そういえば、本棚の搬入に伴う大掃除の最中、以前読んでいたハリー・ポッターに関する論文が何本か出てきました。
あれば読みたいな~と思っていたところでしたから、思わぬオマケをもらった気分です。
これから少しずつ読み直そうかと思います♪
●拍手いただきました!いつもありがとうございます~!
●今日は、ハリポタじゃない本の話を書きます。
●中学生?くらいの頃から何度も読んでいるミヒャエル・エンデの『モモ』ですが、授業の課題図書に入っていたのを幸いに、また読み返し始めました。
(モモならよく覚えているからたとえ読み終わらなくても、レポートは出せるだろうという小ずるい読みもありました・・・)
昔はただただ怖かった、灰色の男たち(敵役)なのですが、今読み返すとすごく悲劇的な存在です(その命が完全に人間に依存していて、人々の時間を奪う以外に選択肢がないところなど・・・)。
特に、モモを罠にかけようとして、逆に自分たちの秘密をしゃべらされてしまう外交員BLW/553/cが好きです。
あと、ディテールまで凝りに凝り、練りに練られた作品だったんだな、とも思いました。
エピソードがひとつひとつ丁寧だし、そこそこに楽しい寄り道もしてくれるし(モモの友達のジジが創作した物語の章とか)、描写も詳しいし、しかし、くどいということはないし・・・すごいなあと思います。
ただただ感心するだけで、どうやってレポートにすればいいのかは、全然わかってないのですけどね(^^;
●あと今日読んでいたのは、マーク・ボイルの『ぼくはお金を使わずに生きることにした』。
タイトルを見て、冒険精神でゼロ円生活にチャレンジしちゃった人なのか?とかんちがいしてたのですが、すみません全然違いました・・・。
著者のマークさんは、「お金を使わないことによって、人と人とのつながりが生まれ、よい世界ができる」という主張のもと、「お金がなくても豊かに暮らせること」を証明するために、自分で実験をしたんだそうなんです。
経済学の知識はほぼゼロなので、第一章「なぜ「カネなし」を選ぶのか」だけでも私は相当びっくりでした。
●この二冊は、たまたま、どちらも裏テーマ『絆』みたいなところがあって、モモは友達との絆を断たれて灰色の男たちに立ち向かうようになるし、マークさんの主張にも無料でスキルやものを提供し合えるコミュニティが作れたら、みたいなのがあったので、おもしろい併読になったなーと思っています。
●拍手ありがとうございます。いつも幸せな気持ちをいただいてます♪
登場人物が多く、関係も複雑なため「どこかにリストと関係図が書いてあればいいのに!」と嘆きながら読んでいたらページの間に「ふくろう通信」ふうにはさまっていましたよ・・・
ハリー・ポッターシリーズではあれだけの登場人物を覚えるのに、そんなに苦労した記憶もないのですけど、みんな外見のイメージが強烈で名前もおもしろかったからかなあ。
そういえば私は、「英語でハリーポッターを読むガイド」的な本に書いてあった「ローリングさんは、男子達がちょっと汚いものや悪い表現が好きなのを知っていて、物語に上手くからめている」というのを鵜呑みにして、「時々出てくるこういうのは演出というかサービスというかそういうのなんだな」と思ってたのですが、ザ・カジュアル・ベイカンシーを読んでいるとむしろパワーアップしてますよね?っていう感じなのでサービスじゃなくてローリングさんの趣味なんだと思いました。
登場人物でちょっと気になるのは、不良から立ち直りかけているクリスタルと、ちょい悪になりかけているアンドルーです。特にアンドルーの恋は、実ってほしいんだけど・・・なあ・・・
●拍手、メッセージありがとうございます!
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本当にお返事がギリギリで申し訳ありませんでした。これからも、特に参加の予定はありません。
本も、もう古いですし、今さらお売りするというのも気がひけますから、そっと忘れてくださるとありがたいです。わざわざこうして尋ねていただいたのは、本当に嬉しいことです。どうもありがとうございました。
新しいマンガができた時は、こちらのブログに載せていくつもりです。よろしかったらあたたかい目で見守ってやってください。