●学校での楽しかったことを書こうとして、そういえば、グンマもスネイプも学生経験のある二人だなーと思いました。
グンマは在学中の描写がほぼないため、スネイプは辛い過去に気をとられて、あまり考えなかったけど、その後は研究者と先生になっていますから、学校を楽しんだ子供たちだったんでしょう。
●最初は「グンマにもクラスメイトがいたはずだ」というところを広げたかったんですが、(アラシヤマには負けるだろうけど)友達がいなさそう、ですよね。
シンタローに一方的にくっついてそう、というか。休み時間になると高松が来そう、というか。そもそも戦闘訓練を受けてないということは、中学くらいからは研究者向けの特別コースに隔離された可能性も否定できない…。
研究者としては本当に、なんというか、のびのびと、生き生きと活躍(?)しているので、一人で研究やってるほうが楽しいみたいな子供時代でも頷けます。南国時代を振り返ると「恨みをすべて発明に叩き込みました」という感じですけども…
●一方スネイプは、リリーとの重要な思い出ばかりをのこしたけれど、他の友達や先輩や先生との関係、勉強、クィディッチのこと…リリーとの他にも楽しい思い出はたくさんあったんじゃないかなと思います。
もちろん辛い目にも遭ったと思うけど、スネイプにとってホグワーツは、決して悪い場所ではなかったはずです。学校が嫌いだった人が、あんなふうに一生懸命ホグワーツを守ろうとするはずないですもの…
リリーの死後、彼女との思い出には悲しみがついてまわるようになったのではないか、と私は想像しますが、思い出して気が抜けたり、心がホッとしたり、にやっと笑ってしまえるような思い出が、一つでも多く残っていてほしいものです。