今度、友人といっしょに見たいのですが、アオドクロでは生首の小道具が使われたと話したら「その怖さには耐えられないかもしれない」と言われたので、97にもそういう怖い場面があるかどうかの確認をしたのです。(そして、97を見ていたらアオドクロも見たくなり、第二幕を見ました)
●本当に久々だったので、ちゃんとチェックはしながらも、物語やキャラクターについつい目が行ってしまいました。
特に、97では裏切り三五と無界屋蘭兵衛さん。アオドクロでは、やっぱり蘭兵衛さんと、刃の非道丸。
●髑髏城については、前にも何回か騒ぎましたが…
ときは本能寺から8年後の天正18年。
「髑髏党」と名乗る軍団が関東に城を作って勢力をのばしているとき、偶然やら必然やらで集まった捨之介、沙霧、抜かずの兵庫(アオドクロでは名前が変わり「拳の忠馬」)、極楽大夫、裏切り三五(同じく「裏切り渡京」)などの面々が、それぞれのわけを抱え、髑髏党の首領・天魔王に立ち向かう…と、そんな話です。
●裏切り三五は荒くれ者の兵庫の仲間ですが、どっちかというと体力勝負は苦手で、(悪)知恵を働かせて活躍するタイプ。
親友は鏡の中の自分、人を裏切った時の冷たい視線がたまらない…という変な子ながら、見かけは実にかわいいです。
ミュージカルなので、三五も登場時に歌ったり踊ったりしますが、ぴょんぴょんと跳ねる様子が、仲間中でもっとも愛らしいと思います。
●刃の非道丸は、アオにだけ出る敵の幹部で、なかなか美しい男なのですが、いやみなやつです。そして、ものやわらかな猫撫で声で話すのですが、その嘘くささたるや、一言話しただけでこやつ悪役か、とわかるような男です。こういうやつ大好きです。最後はハゲにされて倒されます。退場までかわいいです。
●蘭兵衛さんは極楽大夫のいる色街の主で、捨之介や天魔王とも旧知の間柄。97年版では、動揺するとソロバン(すごく大事にしていて、上総之介くんという名前があります)をはじきたくなるという、やはり変なところがありますが、物語が進めば進むほど、鬼のような色気をまとう方です。
アオドクロではキャストも性格も変わり、癖のある人達に混じってひとり苦労人風の、これもかわいいお兄さん。劇中、天魔王とほとんど口づけせんばかりの、腐女子的にはたまらないシーンがあるのですが、これがおそろしいシーンでもあるため、素直に萌えられないというジレンマ…。
治すのはさっさと治したいのですが。
●新感線のアルバムにすっかり日常のBGMを侵食されています。
「愛の鉄砲」「SADAME」「鋼の軍団」「血風ロック」が特に好きです。
「鋼の軍団」は自分たちがいかに強いかを歌った歌なので、「火を噴く龍にまたがり俺達はーやってー来た~♪」とか口ずさんでいるともう無敵の気分になれます。決戦前とかにオススメです。
あと、ブルガリアン・ヴォイス2というアルバムも最近寝起きとかに聞いています。
母から借りたのですがとても素敵な合唱のCDです。母はこれで地声で歌う歌の美しさに目覚めたそうです。
●翻訳の本を読んだりアメコミを借りたりするようになって、英語のボキャブラリのなさに愕然としています。
考えたら、ハリーポッターを読みながらもあまり辞書を引かず、文脈から判断する力ばかり育てていたので、そろそろ真面目に文法の教科書を読み、こまめに辞書を引く勉強をしなければいけないのかもしれません。
というわけでムーミンを読んだら辞書を片手にビードルを読みたい…実はまだ全部読んでないんです…。
●早めの誕生日プレゼントに、パース定規2Eと、劇団☆新感線のベストアルバム「Tsukasa Okazaki Works Best Of The Gekidan☆Shinkansen」をもらいました。
「Tsukasa Okazaki~」はスゴイです。いろいろと。
私は、新感線を映画館やDVDでしか見たことがなく(つまり、生の舞台は経験ナシ)、このCDに収録されている中では、アオドクロと'97年版の髑髏城しか知らないので、ちょっと邪道な聞き方なのですが…
でも、たとえ舞台の思い出を振り返れなくても、音楽だけでも、ものすごくイイです。かっこいいです。
特に、「SADAME」「鋼の軍団」はネットで何度か聞いていて、大好きな曲です。これからは合法的にどんどん聞けると思うととても幸せです(SADAMEは、もうネットからは削除されてしまっていたし…)。
●拍手お返事
二尋さま>
「生活している以上、私たちが日常体験していることは大抵スネイプ先生も~」そうです、そういうことが書きたかったのです~!具体例は、ちょうど布団の中で妄想をしていたので、寝ぐせやあくびとなって出たのかもしれません(笑)。
私も、魔法界にいたら、魔法史とか、何かそういう類の研究員になって、セブルス・スネイプ研究をしたいです。マグルの世界からも物語を通して研究はできるけど、向こうにしかない資料がどれだけ貴重なものかと思うと…。(私の好きな)斎藤一を研究されているとある女史は、斎藤が着ていた服を入手して背格好などを知ったり、実際に彼を知る人に会ってお話を聞いたりもなさったようです。そんなようなことが魔法界の人はできるんだな~と思うと、とってもうらやましいです。
拍手とコメント、どうもありがとうございました!
●移動中はガンダムWとパプワくんのボイスドラマを聞いたりしてました。
毎度思うのですが、ガンダムパイロットの恋バナは命がけすぎます(デュオ達がヒイロ×リリーナの進展を質問→ヒイロ拒否&逃亡→監視システムと武器をフル活用で鬼ごっこの流れと思われる)。平和的なカトルや冷静なトロワまでいっしょになって何をやっているのか。パプワくんはこちらも毎度安心の変態率。
●舞台を見ました。これが今回のメインです。
バンドのライブと朗読劇が混じったような、不思議な舞台で、ストーリーはぼんやりわかったくらいのものでしたが、わけもわからず涙が出たり、鼓舞されたりしました。
音楽には、言葉や論理でではなく人を動かす力があるというのを、よく聞きますが、それをここまで強く実感したのは初めてな気がします。
コエラカンチ・バンドという人達の演奏でした。
●泊まった宿は、よいところだと思いましたが、夜、寝ているときに、突然外でクラクションのような音が長々と響き渡り、何事かと思いました。しばらく続いたので、その間は眠れなかったです。
結局なんだったのかは、よくわかりませんでしたが、門限を過ぎた人が帰ってきたけどドアが開かなかった、とか、なんかそんなことじゃないかなと思います。
●次の予定があるので、今日帰ります。もう少しいたかったな、仙台。
また来ようと思います。
●どんなにスネイプが辛い思いを抱えて生きていても、起きたらひどい寝ぐせがついてたり寝たりなくて大あくびしたりすることもあったんだよなーと思うとなんとはなしに胸がほっこりする、ゆうべはそんな夜でした…
●ちょっと話は変わるんですが、幕末史を読んでいると、徳川慶喜さんがめっちゃ面白いです。
面白いとか言っちゃいけないのかもしれないけど、読んでいると、「またかよ~この人は~」と笑わされてしまいます。
たとえば、部下に「勝、お前が交渉にいけ」といって命令して、勝海舟さんが準備をしていると、「勝、やっぱりお前はダメだ。伊勢守がいけ」と命令を変更する。
で、今度は高橋伊勢守さんが準備をしているとまた呼び出されて、「伊勢、ちょっと待て、やっぱりお前もまだ必要だ。別の奴はいないか?」とか、そういう人なんです。
それが、やらせる人を変えるくらいならまだいいんですけど、「開国か攘夷か」「将軍になるかならないか」「戦うか降伏するか」とかいう、けっこう重要な決断もコロッコロ変わったみたいで、臨機応変といえば聞こえはいいんですが、周囲は困りますよね。
私には、「頭がいい」+「行動が早い」の組み合わせがまずい方向に働いちゃった人なんじゃないかな、という印象なんですが、本当はどういう人だったのか、とか、研究者の意見もものすごく分かれてるそうですよ。
●それで、あー歴史研究ってたいへんだな~と思いながら、考えたのですが、そのうち魔法界で、ハリー・ポッターシリーズのあの戦争も魔法史の一部と化すわけですよ。でそうなると研究者とかが文献とか証言とかを集めて、実際には何があったのかを考察しはじめたりすると思うんです。大事件なので、古い歴史になる前から、始まるかもしれませんけど。そうするとね、日本で新選組の研究とか松平容保の研究とかされているようにね、セブルス・スネイプ研究というものが魔法界でも始まるんじゃないかと思って、すごく胸がときめきました。
たぶん、両親の経歴から生まれた場所から子供時代の様子から事細かに掘り起こされると思うんで、スネイプはものすごっく嫌がると思うのですが、スネイプに関する情報が、魔法界に現存する限り、収集され、研究・考察されたら、すごくないですか?私はぜひ見てみたいです…