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アランの出ている「スノーケーキ」をKさんからいただいていたのですが、
今日やっと見終わることができました。

人を殺して出所してきたばかりのアレックス(アラン)が、ヒッチハイカーの
ヴィヴィアンを車に乗せて物語はスタートするのですが、ロードムービー
かな?と思いきや、開始すぐに交通事故が起きてヴィヴィアンが死んで
しまったときには仰天しました。
(死ぬ前のヴィヴィアンの、エネルギーに満ち溢れた笑顔が浮かんでくる、
と言ったアレックスの気持ちが分かります。)
アレックスがヴィヴィアンの母リンダのもとへいくと、彼女は自閉症で、
ヴィヴィアンがいなくてはとても暮らせないことが分かり、アレックスは
葬式までリンダと暮らすことになるというお話です。

リンダはすごくこだわりが強くて、「床にはシミをつけない」とか、「キッチン
には誰も入らせない」とかいうルールを持っているので、アレックスが
必要に迫られてそれをこっそり破ったり、リンダがそれを知ったりすると
私はものすごっくハラハラさせられて、なにげない日常のはずなのに、
どーしてこんなことになるんだろうと思わされたり、リンダの言動にぎょっ
としたり……
でも、リンダはすごい魅力のある人でもあって、特にリンダが自分で
作った言葉を説明しているシーンでは、胸がいっぱいになりました。

ヴィヴィアンのお葬式、そのあとのリンダが踊っているシーン、アレックス
が出ていくシーンなど……は、大好きでした。大好きって言うと
語弊があるかもしれないけど、ボキャブラリが少ないせいか、うまく言え
ないです。


ここから先は、勝手にポッタを思い出して書くので、作品の感想に
別の作品を持ち出されると不快だという方は、読まないでください。


アレックスは、自分と向き合うことから逃げていた人だと思うのですが
(「自分と向き合うことを気に入り始めてる」と言っていたので、)
それはある意味大事なことであったとも思うのです。
自分を責めているときに、自分とあまりにしっかり向き合ったら、
人は辛くてしかたなくなってしまうと思うから、それは命にもかかわる
ことだと思うから、アレックスの自分をしっかり見つめないというやり方
は、アレックスが生きるためにとても重要なことだったと思う。

だけど、なんでこんなことを考えたのかというと、スネイプは果たして
そういうことができたのかなと思ったからなのです。
現実逃避するなんて思いも及ばなさそうな人だから、ダンブルドアの
言葉が思い出されれば死ぬこともできないだろうに、死にたいほどの
苦しみと、ずっと向き合い続けたのだろうかと思うと切ないのです。
苦しみを和らげるという点では、ダンブルドアは頼りにならないし
(ファンの方がいたらすみません)、私はルシウスはスネイプに対して
本当に友情を感じてくれていたんじゃないかと思っているのですが、
彼は事実を知らないし、苦しみを和らげてくれる人はいたんだろうか
と思うと……。すみません、だんだん映画関係ない話になって
きましたね。このへんにしておきます。

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本とマンガ(特にハリー・ポッターシリーズと、南国少年パプワくんなど)が好きな管理人のブログです。数年前に精神をわずらい、治療をつづけています。
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