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●今日は、前に買った、藤原正彦・小川洋子著、「世にも美しい数学入門」を読んでいました。

●初めのほうに、数学者と恋愛の話があり、ハミルトンという数学者が失恋した相手の女性を、20年以上たっても思いつづけたとか(彼は、26年後に、廃屋になった彼女の家を訪れたとき、その床に接吻したんだそうです。ストーカーチックでもありますがとても美しいなあと思います)、強い情熱を感じる話がでました。
そして、そういう強い執着というか集中というか、それを続けていくのは、数学を考えることと同じなんですよ。と…
読みながらスネイプを思い出していました。

●他にも感動的な話がたくさんあり、私にも数学的センスがあったら、この式やあの定理の美しさがわかったのかなあ…と無念な気がしました。それでも、数学にまつわる人々の物語の感動的なことはよくわかりました。

●もう一つ衝撃を受けたのは、「役に立たないものがいい」という感覚でした。
数学者的には、すぐには役に立たないものが、学問なんだそうです。まわりまわって何かの役に立つこともあるけども、役に立つことをまず考えて学問するわけではない、らしい。
しかも「まわりまわって」の間に百年や千年くらいは普通にすぎるもののようです。気長すぎるぜ数学!
しかし「美しい法則」ほどのちのち必ず役に立つのだそうです。なんかかっこいいぞ数学!

●フェルマーの最終定理とか放浪の天才数学者エルデシュも読んでみたいです。これは小川洋子さんの博士の愛した数式を読んだあとにも言っていた気がする…

●Gぐん
ggun2.JPG








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本とマンガ(特にハリー・ポッターシリーズと、南国少年パプワくんなど)が好きな管理人のブログです。数年前に精神をわずらい、治療をつづけています。
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