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「死の秘宝」を再読しながら書いたメモをまとめて、ここに置いておきます。長くなります。
(添付画像は、ゼノとクラム・ドージ・スネイプ・校長です)


「結婚式」まで(あとからまとめて書いた感想)
第一章は、真相を知って読むと、スネイプが本当に強く、優秀で、確固たる信念を持っていることがよくわかる。マルフォイ一家は、自業自得とはいえ哀れだ…。
ヴォルデモートの思想の片鱗が見える章。
第二章。ダンブルドアのことをよく覚えていないことを思い出す。第三章。何度読んでもダドリーの変化は嬉しく、感動する。
第四章、なんとなく出だしが楽しい。死喰い人の登場からは急転直下。混乱している章。第五章、暗い。重い。心配と、疑いと、恐怖でどろどろ。マッド・アイ…
第六章。ロンとハーマイオニーの決心が強いのが、よくわかる。分霊箱のしくみ、魂の直し方も印象的。この章のラスト、ハリーがウィーズリーおばさんに対して、申し訳ないと強く思うところ、特に原書ではとても感情に訴えた。
第七章。パーティのあたりは嬉しくなるが、スクリムジョールの登場で一気に引きしまる。謎は増える一方。

「結婚式」1
すごく華やかで、楽しいのに、何となく浮かれ切れない辛さがあると思う。結婚式のイベントやかざりの描写にはわくわくするし、人間関係にはちょっと暗い気持ち。クラムはいい人だ。ゼノフィリウスも…。
「結婚式」2
ミュリエル、ハリー、ドージの会話のシーン。信じがたく、いやな気持ちが次々にわいてくる…。息をつく間もなくキングズリーの伝令。遺言を持ってきたのが、スクリムジョールを見る最後だったのを忘れていた…。

「隠れ家」
ハリーとヴォルデモートのつながりは、ハーマイオニーはいやがったけれど、話をすすめるためには必要だったよなあ…。ドラコは疲れ切って怯えた姿が想像される。ふつうに振る舞わないとならないハリー…まだ先は長いですね。

「クリーチャー語る」
シリウスの部屋の様子はあまりにもらしくて笑ってしまう。リリーの手紙のくだり。スネイプがこれを見たときどんな思いがしたか……
レギュラスの話、クリーチャーの話はとても辛くて悲しい。レギュラスは本当はなんていい子だったのだろう。クリーチャーのかわりに自分が…。クリーチャーはなんて恐ろしい思いをしたことだろう…。後悔しつづけて生きてきたのだろうか?そしてクリーチャーは、優しくしてくれる人に忠実、ということもよくわかった。

「賄賂」1
このイライラ感が耐えがたい。いつまでこんな感じだったっけ?スクリムジョールが死んでもハリーを守ろうとしたというのは意外、感謝の気持ち。ヴォルデモートは黒幕に徹するのね。このへんの支配のシステムやマグル生まれ狩りの口実作りなんかは興味深い。
ルーピンとハリーの言い合いのくだりはルーピンの本性というか、どんな人なのかをかいま見られて興味深いけれど本当に辛い。かわいそうなルーピン…
「賄賂」2
マンダンガスにタックルかましてつかまえたロンがかっこいい。「もう一度だけよろしいでしょうか?ついでですから」には笑っちゃった。しかしハリーは黒いな…。

「魔法は力なり」1
スネイプが校長先生…。初めて読んだ時と、今読んで持つ感想はやっぱり違う。スネイプが皆を守るためにやってくれたことも、皆からは非難のまとになって本当に辛い…いやバレてはいけないんだけれど、スネイプが優秀であればあるほど誰にも理解されない。切ない。
「魔法は力なり」2
クリーチャーがほほえましい。三人はやっぱりピリピリしているが…。

「魔法は力なり」3/「マグル生まれ登録委員会」1
ハラハラドキドキ!すごく緊張、ても、この先がわかっているせいか少し楽しい。
「マグル生まれ登録委員会」2
この緊張感、威。圧感がいい。怖さを楽しめる感じ。昔のダンブルドア描いてみたい…

「盗っ人」
長くて、イライラする旅が始まってしまった。この先ずっと、衝突やいざこざに悩まされるとは…。ロンの「尊敬のかけらぐらい示してくれないか?」には、魔法界にとって、ヴォルデモートという存在が…反ヴォルデモートの人々にとってさえ…いかに重かったかをわからせてくれる。

「小鬼の復讐」1
外界との接触の、なんとうれしく、開放感のあること!緊迫するニュースでもないよりはましだ。
「小鬼の復讐」2
とうとうこの大爆発が来てしまった。こんなに、早かったっけ?ハーマイオニーに、一番共感できる。ロンもハリーも怖いよ…。ロンが行ってしまったあとは、これからどうなるのか、わかっていても、暗い、絶望的な気持ちが残る。

「ゴドリックの谷」1
ハーマイオニーが同意してくれた!よかったあ、ドキドキしたよ~。でもやっぱり、剣があれば…ってわかってから少し明るくなった気がする。フィニアス・ナイジェラスから情報が聞けるのもありがたいわ。
「ゴドリックの谷」2
さあ、いよいよ計画と行動だ!危険だけど、奮い立つ。がんばれ二人とも!
「ゴドリックの谷」3何度も涙が出た。ハリーに共感したのか、スネイプのことを考えたのかわからないけれど…。「この瞬間、その息子が、雪の下で二人と一緒に眠っていたいとまで願っているというのに」ずしんときた…

「バチルダの秘密」
あの10月31日を、こんなふうに見るなんて…。ヴォルデモートには激しい痛みと恐怖があったんだな。それが彼をここまで必死にハリー殺害に向かわせているのか?
ジェームズもリリーも、杖が手元になかったのね。なぜ「姿くらまし」しなかったのかと思っていた…。

「アルバス・ダンブルドアの人生と嘘」
ここまで読んできてかこみや挿絵に入れられた文章がうっとうしい。そのままやってくれていいのに…。
それはともあれ。ダンブルドアとグリンデルバルドの友情、今はもうぱらぱらと読めるし、ダンブルドアには肩入れしたくなってしまう。
なぜか共感はしにくいんだけど、ハリーはきつい思いを味わっていると思う。最後の一文が悲しすぎる…

「銀色の牝鹿」
スネイプの影を感じられる。牝鹿が、あまりにも美しく、優しく、希望をもって描かれていて、胸を打たれる。これが彼の心の一番美しい部分なのかな?
そして、やったぞロン!ロンも強い悩みをずっと抱えていたんだね。よく打ち勝ったよ。希望が見えてきたね!


蛇足ですが、感想を書きながら、とっくに最終巻のハリー達の歳を追い越している自分に気づいてぎくっとしました(笑)。
もうすぐ映画公開ですね。怖いですね…私は下巻へ急ぎます!



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本とマンガ(特にハリー・ポッターシリーズと、南国少年パプワくんなど)が好きな管理人のブログです。数年前に精神をわずらい、治療をつづけています。
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